2020.01.22 理研がタンパク質の3Dプリンティング新技術

フェムト秒レーザーによるタンパク質の3次元プリンティング

 理化学研究所(理研)は、フェムト秒レーザーを用いて、純粋なタンパク質からなる微小3次元構造体を造形する技術を開発した。再生医療などの細胞培養用の足場をはじめ、バイオセンサー、マイクロアクチュエータなどへの応用が期待できる。

 今回、タンパク質分子を純水で溶解した前駆体に、超短パルス・超高強度のフェムト秒レーザーを照射することで、タンパク質の3次元の微小構造体を造形する技術を開発した。

 まず、タンパク質分...  (つづく)