2023.01.06 シャープ、AQUOSで米国皮切りにグローバル本格攻勢
シャープのテレビフラッグシップモデル「AQUOS XLED」グローバルモデル
シャープは、米国市場に液晶テレビ「AQUOS」、有機ELテレビ「AQUOS OLED」、4Kテレビのフラッグシップモデル「AQUOS XLED」の新製品を今春投入し、本格攻勢をかける。
同社は、2016年1月に米国市場において中国・ハイセンスにブランド供与を図り、テレビの生産・販売から撤退していた。
その後、ハイセンスと19年に新たな関係構築を結び、米国市場再参入の意向を示し、昨年秋には米国向けに液晶テレビの新製品を投入している。
今回は、フラッグシップモデルの「AQUOS XLED」をはじめ、米国でスマートテレビ向けの標準OS「Roku」搭載の「AQUOS」「AQUOS OLED」計6機種も投入、本格的にテレビ販売で攻勢をかける。
新製品の「AQUOS XLED」は75/70/65V型の3機種を投入する(価格は未定)。mini LEDバックライトを高密度に敷き詰めた明暗制御と量子ドットを活用した光波長変換により、高輝度、高コントラスト、優れた色彩表現を実現し、鮮やかな画質が国内をはじめ中国・台湾で好評だ。
「AQUOS XLED」新製品については、米国に続き、カナダやメキシコ、中国、台湾、ASEANおよび中近東諸国においても今春以降、夏ごろまでに順次展開する。
なお、今回新たに開発した世界最大クラスの120V型「AQUOS XLED」を8日まで米国・ラスベガスで開催中の「CES 2023」に出展している(出展場所=ウィン・ラスベガス ホテル)。
(10日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)