島津製作所は16日、新しい開発拠点を神奈川県川崎市に開設した。

　「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza」は、羽田空港に近い同市殿町地区のオープンイノベーション拠点「キングスカイフロント」内に開所。投資総額は約20億円。

　領域ごとにラボを配置し、分析計測機器は約100台備える。約80人の技術者が所属する。

　本社（京都市中京区）のヘルスケアR＆Dセンターや海外のイノベーションセンターなど他の拠点とも連携し、応用技術やアプリケーション技術を開発する。

　特にヘルスケアと環境エネルギー（GX）分野の分析計測ソリューション創出に注力したい考えだ。

　（17日の電波新聞・電波デジタルで掲載します）