2023.01.25 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】オートモーティブワールド ルビコン

車載充電器用途向けの基板自立形アルミ電解コンデンサー

アルミ電解コンなど新製品を展示

 ルビコンは、オートモーティブワールドに出展し、アルミ電解コンデンサーや導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー、薄膜高分子積層コンデンサー、フィルムコンデンサーなど各種コンデンサーの最新ラインアップを紹介する。

 アルミ電解コンデンサー「HXH/HXKシリーズ」は、基板自立形で、車載充電器用途としてリリースした新商品。両シリーズともに105度3000~5000時間保証、定格電圧は400~450Vdc、容量は82~1000マイクロF、高リプル品。車載充電器用途では、従来のリード線形と同時に基板自立形の要望も多く、ラインアップに追加した。

 導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「PZ-CAP」は、同社の非固体アルミ電解コンデンサーの開発、製造ノウハウを生かしながら、独自のポリマー技術により従来よりも高耐圧を可能とした製品。

 リード線/面実装を合わせたハイブリッドタイプ16シリーズに「PKⅤ/PZKシリーズ」を追加し、全18シリーズで顧客の要望に応える。

 フィルムコンデンサーは、汎用(はんよう)の小形品から車載/産機半導体用の大形フィルムコンデンサーまで非常に幅広いラインアップを持ち、さまざまな機器と用途に提案可能。125度高温度対応の「MPTシリーズ」をラインアップに追加し、車載機器への提案も可能。

 薄膜高分子積層コンデンサー「PMLCAP」は、高分子を同社独自の技術で多数積層したコンデンサー。極めて理想的に近い電気特性を有している。従来は面実装タイプの小型品のラインアップのみだったが、車載インバーター用として高圧モジュール化により、従来のフィルムコンの大幅な小型化が実現できる。