2023.01.31 【エンターテインメント総合特集】テイチクの青山新 新曲「女のはじまり」2月8日発売
ジャケ写と同じポーズを決める青山新
「女歌は自分のルーツ」 今までとは違う世界観の曲
「演歌第7世代」として注目を集める歌手の青山新は、2月8日に新曲「女のはじまり」(テイチクエンタテインメント)を発売する。自身初の女歌で「今までとは違う世界観の曲。個性として印象付けたい」と力を込める。
2020年2月に「仕方ないのさ」でデビューした青山。「(デビュー5年以内の)演歌第7世代の仲間に入れてもらえてうれしい。仲も良いが、刺激を受けるライバルとして高め合っている」と話す。
「若い世代から演歌歌謡曲を盛り上げていきたい」と、ブログをはじめツイッターやインスタグラムなどSNSで発信を続けている。コロナ禍で活動に制限がかかる中、ファンとのつながりを持ち続けたいと毎日更新することを心掛ける青山は「同世代の人が演歌に触れるきっかけにしたい。投稿する内容も日々考えている」。
昨年、青山は念願のファンクラブを設立。「ずっと作りたかった。コロナ禍で難しいこともあったが、3年目でできた」と笑顔を見せる。「ファンからの要望も多かった。ファンクラブができたことで、よりファンとのきずなが深まったと思う」と青山。今後、さまざまな機会を設ける予定だという。
◇生粋の演歌好き
青山は自身を「生粋の演歌好き」と表現する。「演歌は品と敬意がある。自己紹介でも歌手ではなく演歌歌手と言いたい」という青山は、「演歌を歌い継ぎ、絶やさず伝統を守りたい。一生歌いたい」と力を込める。
そんな青山の新曲「女のはじまり」は、自身初の女歌。八代亜紀が好きで女歌を聴いて育ったという青山は「女歌は自分のルーツともいえる」と話す。以前、歌番組で女歌を歌唱した際、ファンから「生き生きしていた」「今までの雰囲気と違って驚いた」とうれしい反応が多かったという。青山は「歌いたい歌と合う歌は違う。求められるものに応えられるよう日々精進する」と話す。
◇目標は紅白出場
昨年は11月に地元の千葉県浦安市で350人収容のホールでコンサートを行った。次は1000人収容の大ホールでの開催を目指す。大きな挑戦となるが青山は「やってやれないことはない」と笑顔を見せる。
地元でのコンサートについて青山は「照れくささはある。両親にも、まだ自分からは招待できていない」と話す。「見られても恥ずかしくないステージができる、一人前になって招待したい」と語る。
さらなる目標は「NHK紅白歌合戦に出場すること、そして誰もが知っている演歌歌手になること」と定める。演歌を軸に、目の前の課題に丁寧に向き合い一歩ずつ歩みを進めていく。