2023.02.06 日本電気硝子、12月期連結は増収・営業減益

 日本電気硝子の2022年12月期連結決算は、薄型パネル(FPD)など電子・情報事業が落ち込んだものの機能材料事業が円安や製品価格の改定などで増収になり、全体の売り上げ増の要因になった。原燃料価格や物流費の高騰が大きく影響し営業減益になった。

 電子・情報事業ではFPD用ガラスが得意先の生産調整の影響を受けたが、電子デバイス用ガラスは需要堅調。しかし、売上高は前期比4%減の1487億円。

 機能材料事業ではガ...  (つづく)