2020.01.31 北大の研究グループ 化学反応操作する新手法
北海道大学の研究グループは、光共振器の中で分子の振動状態を変えることで、化学反応をコントロールする方法を開発した。
2枚の反射ミラーが向かい合った光共振器の中では、ミラー間の距離に応じて、特定の波長の光が安定に存在できる。
光のエネルギーと分子振動のエネルギーが等しくなると、共振器と分子振動が光を介して強く相互作用し、共振器中の場と分子振動が混成した状態「振動ポラリトン」を形成する。
北海道大学の研究グループは、光共振器の中で分子の振動状態を変えることで、化学反応をコントロールする方法を開発した。
2枚の反射ミラーが向かい合った光共振器の中では、ミラー間の距離に応じて、特定の波長の光が安定に存在できる。
光のエネルギーと分子振動のエネルギーが等しくなると、共振器と分子振動が光を介して強く相互作用し、共振器中の場と分子振動が混成した状態「振動ポラリトン」を形成する。
【新聞休刊のお知らせ】6月9日(月)は新聞休刊日ですので、9日付電波新聞は休刊させていただきます。ご了承ください。