2023.03.10 三菱自、35年度までに電動車100%めざす 電池関連に2100億円投資 中計で

 三菱自動車は10日、2035年度までに、EVやハイブリッドを含め、全て電動車にすることを目指すほか、電池やエネルギー関連の注力分野を盛り込んだ中期経営計画を発表した。

 ASEAN・オセアニアに経営資源を集中、台数・シェア・収益を拡大。今後5年間で16車種(うち、電動車9車種)を投入。35年度までに電動車を100%にする。

 今後6年間で研究開発費・設備投資の総額を過去水準と比較して約3割増加させ、26年度以降は、電動化・IT/新事業への配分を約7割に引き上げる。

 また、2030年までに総額2100億円を投じ、15GWhの電池を調達。メーカー固有アセットを活用した新事業への挑戦として、(エネルギーマネジメントやバッテリーリユース、データ販売などに取り組む。自律型街路灯なども手掛ける。