2023.03.28 【電波時評】事務機大手が環境経営に軸足

 コロナ禍で低迷していた事務機各社の業績が急回復。2023年3月期業績では過去最高益も相次ぐ。各社は持続的成長に向け、「環境」を成長戦略の軸足に置く。

 セイコーエプソンは環境戦略を主軸に据える。50年にカーボンマイナスと地下資源消費ゼロ達成を目指し、30年までに1000億円の環境投資を進める。使用電力の100%再生可能エネルギー化では国内の全拠点、海外の大半の生産・販売拠点で完了。23年にグループ全体で実現させる。

...  (つづく)