2023.04.24 各量販店、省エネエアコンやロボット掃除機など夏家電に注力
店頭に並ぶエアコン
盛夏そして大型連休を控え、各家電量販店では重点商品の商談を促進する好機。省エネモデルのエアコンの早期販売や梅雨対策の洗濯乾燥機、オール電化・リフォームの見積もり提案など、夏のボーナス支給も視野に取り組みを強化している。
エディオンダイナシティ小田原店(神奈川県小田原市)は、毎年、大型連休頃からエアコンが動き出す。特に塩害対策仕様の室外機の良さをアピールする考えだ。省エネモデルの売れ行きが好調で、8~10畳タイプの需要が高い。子ども部屋にも15~20万円程度の高級モデルを設置する傾向も強いという。
ベスト電器福岡伊都店(福岡市西区)は、外出機会が増える夏に向けて、室内を自動で清掃できるロボット掃除機を勧めている。搭載カメラで外出先から室内の様子を確認できる機能も訴求。同店副店長は「セキュリティー強化のために、IoT家電を求めるケースが増えている」と話す。
ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市青葉区)は、エアコンの早期購入を勧めているほか、キャンプなどのアウトドア用に保冷庫なども提案。同店では扇風機の展示も始まっており、エアコンと一緒の購入を勧めている。
(25日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します)