2023.05.02 中国CATLが新型電池技術発表 モビリティーなど向け「密度2倍」
ショーでの発表の様子
中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は、先の上海国際自動車ショーで、エネルギー密度が約2倍という新しい電池技術を発表した。年内にも量産を開始する。電気自動車(EV)や電動航空機などのモビリティーへの搭載を想定している。ナトリウムイオン電池の車載製品も進める。
「凝聚態電池(コンデンスドバッテリー)」として打ち出した。 同社は詳細を明らかにはしなかったが、導電性の高い電解質を活用。正極、負極材料、セパレーター、製造プロセスなど、さまざまな革新的な技術を統合し、優れた充放電性能と優れた安全性能を提供するという。
パートナーと協力して、電動旅客機関連の開発を進めており、航空機に必要なレベルの安全性と品質の要件を満たすよう、試験を実施しているという。
(3日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)