2023.05.11 【EMCノイズ対策技術特集】ノイズ対策技術の重要性高まる EMC対策部品の開発が活発化

車載高速インターフェース向け高インピーダンス積層コモンモードフィルター(TDK)

 エレクトロニクス市場では、ノイズ対策技術の重要性が高まっている。機器の高周波化、高速伝送化が進む中で、小型化も進展するため、安全で安定的な動作の確保には、EMC(電磁環境両立性)部品による発生ノイズの抑制や妨害ノイズ耐性確保が求められる。特に近年は、通信の5G/Beyond5G化や車のADAS/自動運転化、IoT関連需要増大などに照準を合わせた各種EMC対策部品の技術開発が活発化している。

 エレクトロニクス技術が高度化する一...  (つづく)