2023.05.11 HIOKIとマクニカ、自動運転EVバス運行で実証実験 夏に上田市で公道走行

HIOKI本社でお披露目された自動運転EVバス

自動運転EVバスの内部自動運転EVバスの内部

 計測器メーカーのHIOKIとエレクトロニクス商社のマクニカは11日、自動運転EV(電気自動車)バスを公道で走行させる実証実験を開始すると発表した。

 国内で多くの導入実績があるマクニカが仏NAVYA社の自動運転EVバス「アルマ」を提供。長野県上田市のHIOKI本社周辺の公道で1週間程度、自動運転レベル2で走行する。乗客定員は8人。時速18キロメートルで運行する。実施時期は8~9月を予定。

 地元からは上田市が包括的支援で協力する。市内で路線バスを運行する上田バスと千曲バスの運転手がマクニカの技術指導を受けた後、緊急時対応の乗務員として同乗する。

 将来的には地元住人の利用など定常運行の展開も期待される。

(12日付電波新聞/電波デジタルで詳報します)