2020.02.07 NIMSが毒性の低い赤外線検出器 実用レベルの高感度実現

 物質・材料研究機構(NIMS)は、多数の光アンテナをジグザグ配線で接続した独自の構造を用いて、実用レベルの高い感度があり、毒性の低い赤外線検出器を実現した。長い間用いられてきた水銀やカドミウムを含む冷却式の高感度検出器に置き換わり、ガス分析や赤外線カメラへの応用を目指す。

 ガス分子の多くは赤外域に分子固有の吸収スペクトルを持つため、赤外線は大気環境中に含まれるガスの分析において重要な役割を果たす。特にNOⅹ、SOⅹなど、大気...  (つづく)