【抵抗器特集】ツバメ無線　可変抵抗器　超薄型ロータリーなど揃える

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2020.02.07 【抵抗器特集】ツバメ無線　可変抵抗器　超薄型ロータリーなど揃える

　ツバメ無線は、高い品質と技術力を強みとする可変抵抗器メーカー。小型、薄型製品を得意とし、ジョイスティックやスリップリング事業も展開。産業機器やセキュリティ、医療など幅広い分野に採用されている。

　主力の可変抵抗器は超薄型ロータリーから、UFOタイプロータリー、プラスチックシャフトロータリー、メタルシャフトロータリーなど多様な製品群をそろえている。厚み1.8ミリメートルの超薄型から6-17型まで対応可能だ。

　成長事業として注力するのが、ジョイスティックやスリップリング事業。新製品や開発品を順次発表しており、新たな用途として医療機器やロボット向けに提案をしている。

　ジョイスティックでは医療機器用の3次元ジョイスティック「55TX26-3DRS」（自動復帰付き）と「同DLS」（自動復帰なし）を開発した。

　人間工学に基づき長時間の作業にも疲れにくい設計となっており、医療用途に最適。コマンドスイッチ付き26形ジョイスティック「TX-26P2DRS」も新製品として提案中。自動復帰機能を備え、ボール軸でスムーズな動きを実現した。

　スリップリングは静止体から回転体に対し、電力と電気信号を伝達できる回転コネクタ。連続回転を必要とするシステムに最適でこれまで監視カメラなどに採用されている。

　現在開発を進めているのが4Kビデオ用スリップリング「SRG-35-4RF」と人型ロボット用スリップリング。SRG-35-4RFは、前橋市の助成金を受けて開発中の製品。薄型でありながら4Kに対応した製品で、高精細画像ニーズに対応する。人型ロボット用スリップリングは米国企業と共同開発を行っている。