2023.05.22 【電波時評】AI新時代を機に報道する意義の再確認を
利用者の指示を基に文章や画像などを自動的に作り出す「生成AI(人工知能)」が急速に広がる動きが、新聞記者の存在価値を見つめ直すきっかけにもなっている。AIが記者業務の一部を肩代わりして大量にこなすポテンシャルを秘めているからだ。AIが職場や生活に深く入り込むと、巡り巡って新聞社のビジネスモデルも揺るがしかねない。
数値やデータ、固有名詞を多用する原稿には、人為的なミスが起こりやすい。そうした問題の解決で威力を発揮するのがAI... (つづく)