2023.05.24 【次世代自動車用部品・材料特集】スミダコーポレーション 車載用パワーインダクターを主力

各種パワーインダクター

 スミダコーポレーションは、車載用コイルを重点事業の一つに掲げ、CASEなどの自動車トレンドに対応した製品を相次いで市場投入している。出展する「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」では、多彩な車載用製品・ソリューションを展示・紹介する。

 車載用インダクターは、高耐圧や低損失メタルインダクターをラインアップ。標準車載対応パワーインダクターでは最大定格電流190Aまで対応し、全製品でAEC-Q200に準拠している。

 車載用パワーインダクターの新製品「CDSMシリーズ」は、低損失かつ高電流を実現した。「CDSM70D52/T150」(製品サイズ〈L〉8.0×〈W〉7.5×〈H〉5.4ミリメートル)および「CDSM12D63/T150」(製品サイズ〈L〉13.6×〈W〉12.9×〈H〉6.5ミリメートル)を取りそろえている。

 新製品「DPQシリーズ」は高電圧ライン向けの大電流対応のパワーインダクター。400Vラインのフィルターや平滑用インダクターとして最適だ。

 同展では、AEC-Q200パワーインダクターのラインアップのほか、フィルターモジュール、絶縁ゲートドライブ用トランス、ローターポジションセンサー(RPS)など多彩な車載向け製品を出品し訴求する。フィルターモジュールは、電動車の大電流化に伴うニーズなどに向けた提案を行う。