2023.05.24 富士通、理研東工大など「富岳」で生成AI開発へ  日本語特化の基盤構築、今年度中の公開目指す

スーパーコンピューター「富岳」(富士通提供)

 富士通と理化学研究所が共同開発したスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を使って、日本語能力の高い生成AI(人工知能)の基盤となる「大規模言語モデル」を開発するプロジェクトが始動した。両者と東京工業大、東北大が連携。米オープンAIの「ChatGPT(チャットGPT)」を中心に、文章や画像を自動的に作り出す生成AIの利用が広がる中、将来的に日本語に特化した国産生成AIを開発し、国際競争力の強化につなげるのが狙い。

 生成AIは...  (つづく)