2023.05.26 建物の外壁調査にドローンの活用広がる 赤外線カメラ搭載 効率化と省人化期待
ドローンを用いた外壁調査
少子高齢化に伴う人手不足を背景に、遠隔・非接触で外壁の劣化を調査するために赤外線サーモグラフィーカメラを搭載してドローンを活用する動きが進んでいる。検査効率の大きな改善が図れ、省人化が期待できる。
働き手不足の影響は、製造だけでなく検査・保守の現場にも及ぶ。マンションやビルなど老朽建物の維持には定期的なモニタリングが欠かせない。建物の外壁調査では従来、人がテストハンマーで打診して安全性を確認してきたが、高所での作業は危険を伴... (つづく)