2023.06.14 トヨタが27～28年に全固体電池のEV投入へ 航続距離3倍めざす
全固体電池のプロトタイプ
トヨタ自動車は、全固体電池を搭載した電気自動車（EV）を、2027～28年に投入する方針を発表した。充電時間は10分前後で済み、航続距離は3倍を目指す。競争力強化につなげたい考えだ。
静岡県裾野市で開いた技術説明会で表明した。課題であった電池の耐久性を克服する技術的ブレークスルーを発見したため、ハイブリッド車（HV）用として20年代前半に実用化する方針だったのを見直す。世界的な電動車の需要動向を踏まえ、EV向けにする。充電時... (つづく)
