2023.07.12 関西放送機器展開幕 カメラ比較体験も

カメラ体験も可能

 放送・業務用機器展「第8回関西放送機器展」(主催=関西放送機器展実行委員会)が12日、大阪市の大阪南港ATCホールで開幕した。会期は13日まで。最新放送機器や通信技術、配信関連製品が集結。各種講演会のほか、モデルを被写体としたカメラの体験会も実施している。

 展示会は放送・映像・通信・コンテンツ制作関連の関係者などが対象。西日本最大級の総合展示会として開催している。毎年同時期に開催しており、今回の出展数は昨年の55社を上回る87社・団体。池上通信機やキヤノンマーケティングジャパン、アストロデザイン、パナソニックコネクト、NEC、朋栄、三友、リーダー電子などが最新の放送機器や通信技術を出展している。

 カメラの体験会では、ステージを用意し、モデルを被写体とした比較体験が可能。池上通信機やキヤノンマーケティングジャパン、三友などの機器が用意されている。ほか「配信のミライ博」と称し、最新の配信機材なども用意。リモート配信機器、次世代通信機器などのシステムも出展している。

 基調講演として初日は「放送技術政策の最新動向」を実施。13日は、「放送設備のIP化 現在地と未来予想図をユーザーが思う課題とメーカーの提案を交えて」をテーマに有識者によるパネルディスカッションを開催する予定。

 13日の開場時間は、午前10時から午後5時。入場無料(事前来場登録制)。