2020.02.19 マランツ SACD/プリメイン投入、広い音場空間を再現

「SA-12 OSE」(左)と「PM‐12 OSE」

マランツは、プリメインアンプ「PM‐12 OSE」と、スーパーオーディオCD/CDプレヤー「SA-12 OSE」を2月下旬に発売する。価格(税別)は各35万円。 12 OSEシリーズは、オーディオと音楽への造詣が深いユーザーが多く、世界でも有数のプレミアムHi‐Fiオーディオマーケットである日本市場向けの専用モデル。 外装は10シリーズと同様に、銅めっきシャーシ、5ミリメートル厚のアルミトップカバー、アルミ無垢(むく)材から削り出されたインシュレータを採用。 これらはコストに大きく影響するパーツだが、音質面のメリットも非常に大きなものがある。また、アナログオーディオ回路のチューニングとしては、12シリーズの音質傾向を変えることなく、クオリティをアップさせるために、あえてコンデンサの変更は行わず、抵抗をグレードの高い金属皮膜抵抗に置き換えることでS/N感の向上と、より広い音場空間の再現を可能にした。