2020.02.21 物流業界のロボット化進む 物流センターや倉庫の仕分け・ピッキングに導入

伊東電機の最大1万ピース/時の高速処理を実現した新型物流ピッキングシステム「HSD-10K」

 物流業界の自動化、ロボット化が急速に進んでいる。労働人口が減少する一方で、ネット通販の拡大により物流量は年々増加。人手が追いつかないため物流作業の自動化、ロボット化が喫緊の課題となり、メーカー、システムインテグレータによる課題解決システム・機器の開発、導入が加速する。

 特にBtoC配送の増加や、売り場面積確保のために大量在庫を持たない店舗が増え、多頻度小口配送が急増。物流センターや倉庫作業の7-8割を占めるといわれる仕分けや...  (つづく)