2020.02.25 日本TI、超小型で精度50%向上の新型リニア・サーミスタ

 日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は、温度センサーのポートフォリオを拡充するリニア・サーミスタを数種発表した。新製品は、NTC(負温度係数)サーミスタと比べ、精度が50%向上。これにより、それ以外の部品やシステム全体の温度限界により近い状態での運用が可能になり、設計者が性能を最大限に引き出せるようになる。

 NTCサーミスタは、そのコストの低さから広く利用されているが、温度が両極端な時に性能が低下することや複雑なキャリブレ...  (つづく)