2023.08.30 【エンターテインメント総合特集】レコード各社一押しのアーティスト テイチクエンタテインメント 三門忠司

16日に発売した新曲「はぐれ落葉」(テイチクエンタテインメント)

演歌歌手の三門忠司演歌歌手の三門忠司

「80歳でも元気に活動する姿を見せたい」と意欲的「80歳でも元気に活動する姿を見せたい」と意欲的

新曲「はぐれ落葉」キャンペーン強化

80歳記念行事を計画

 演歌歌手の三門忠司は、16日に発売した新曲「はぐれ落葉」(テイチクエンタテインメント)を全国に届けるため、キャンペーンを強化する。

 しがない男の人生の悲哀を歌った新曲は、前作に続き、作詞を久仁京介、作曲を宮下健治がそれぞれ担当した。

 三門は「みなさまからの評判もよく、歌っていても飽きることがない。また歌いたいと思える曲」と話す。歌詞には未練や後悔が表現されており、「共感できる部分があると思う。じっくり聴いて、味わってほしい」と三門。

 今年は「新曲を一人でも多く、一枚でも多く届けるため、積極的な活動を続けたい」と力を込める。店頭キャンペーンだけでなく、カラオケ喫茶などにも訪れ、丁寧に曲を届ける。

 11月17日には、大阪府吹田市の吹田文化会館で行われる「唄と舞踊の秋の祭典」にゲスト出演する。

 大阪在住の三門は、デビュー曲「流れて大阪」(1980年)をはじめ、大阪を舞台にした楽曲を多く歌唱してきた。三門は「大阪を離れると数日で大阪が恋しくなる。大阪の面白さや優しさ、人情などを歌に乗せて全国の皆さまに伝えたい」と話す。

 三門は、タイトルに地名が入っている場合には、地元のイントネーションで表現するなど、細かい心配りをする。三門は「地元の人には違和感なく、全国の人にはその地域を知るきっかけになるように気を付けている」と話す。

 来年で80歳になる三門。「デビュー当時は、4、5年活動ができたらいいと思っていたが、40年以上経っていた」と振り返り、「まさか80歳まで現役でいられるとは思っていなかった。とても幸せ」と笑顔を見せる。

 80歳記念イベントを行う計画を立てており、「80歳でも元気に活動する姿を見せたい」と意欲を見せた。