2023.08.30 【エンターテインメント総合特集】レコード各社一押しのアーティスト 日本コロムビア 門松みゆき
「愛DA・LI・DA」(日本コロムビア)を7月26日に発売
5枚目シングル「愛DA・LI・DA」
歌磨き全国に届ける
演歌歌手の門松みゆきは、デビュー5年目、5枚目のシングル「愛DA・LI・DA」(日本コロムビア)を7月26日に発売した。
10年間、作曲家の藤竜之介氏に師事し、2019年に「みちのく望郷歌」でデビューした門松。「1年目は新人として全国を回ったが、その後コロナ禍で動けなくなってしまった」と振り返り、「活動ができるようになった今、気持ちはデビュー1、2年目。3年間を取り返したい」と力を込める。
新曲は、リズムフォークで、門松のために作られたオリジナルのスキャット(音節)のダ・リ・ダが印象的な楽曲。王道演歌が好きな門松は初めて曲を聴いた時に「こぶしを回して歌うタイプの私が本当に歌うの?」と思ったという。
歌唱の際に言葉を〝キレイ〟に伝えることを意識する門松は、新曲のレコーディングでも隣の人に語り掛けるように歌ったが、「もっとガサツに」と要求され表現方法を変えた。
門松は「女性は『放っておいて』と言っても、内心は『放っておかないで』と思っている、そんな大人な駆け引きをイメージしながら歌唱した」と話す。楽曲の主人公に寄り添うことを意識したことで、表現力が培われ自身の成長につながったという。
デビュー5年目、30歳の節目の年。憧れの北島三郎にはいまだ会えておらず「会えるその日まで頑張る。同じ空気を吸えるだけで幸せ」と目を輝かせた。
「デビューを目指して歌に全力投球した10年の学びが強み」という門松は、これからも歌を磨き、全国に直接唄を届けファン層の拡大を狙う。
今後は、芝居と歌謡ショーを行う王道の座長公演を目標に活動を続けていく。門松は「北島三郎さんのステージを見て感動した。見る側から見せる側になりたい」と力を込めた。