2023.08.30 【エンターテインメント総合特集】レコード各社一押しのアーティスト 日本クラウン 木村徹二

「二代目」特別盤を7月26日に発売

木村徹二木村徹二

父、叔父、兄へ恩返ししたいと語る父、叔父、兄へ恩返ししたいと語る

「二代目」の特別盤、MV再生回数100万回

9月に初の単独ライブ

 父に鳥羽一郎、叔父に山川豊を持ち、昨年11月に「二代目」(日本クラウン)でデビューした木村徹二は、「二代目」特別盤を7月26日に発売した。同曲MVは、YouTube再生回数100万回を突破し、広がりを見せる。

 デビュー後は「ありがたいことに忙しい」という木村は、「父や叔父を知る人から『どんな息子なのか見てみたい』と興味を持ってもらえる。うまく利用していきたい」。

 SNSも積極的に更新しており、「楽しく活動していれば伝わるものがあると思う。やっている自分も楽しく、その雰囲気で演歌歌謡曲全体も盛り上げたい」と力を込める。

 中でもX(旧Twitter)は「人となりを知ってもらうツール」と捉えて休日や旅行中にも更新する。木村は「総合エンターテインメントとして、人間自体を楽しんでもらいたい。そこに歌がくっついている」と話す。

 「二代目」は、実兄の木村竜蔵が作詞作曲を担当した。木村は「自分の実績としてではなく、兄が作った楽曲の評価として広まってほしい」と話す。

 木村は兄とともにポップスデュオ「竜徹日記」として活動をしている。ソロデビューも兄の存在が大きくかかわっており「今一人で歌っているのは兄のおまけのようなもの。兄への恩返しは大きなテーマの一つ」と木村。

 9月19日には、東京都中野区の「なかのZERO小ホール」で「木村徹二ファーストライブ~ファーストアイアンぶちこむぜ!~」を開催する。4月に、年内には初のワンマンライブを開催することを告げられたという。

 ライブを前に「人が集まるのか不安だったが、今はどう楽しませるかを考えている」。特別なバンド編成、鳥羽や山川の楽曲の歌唱など構成を練る。

 父、叔父、兄の存在に支えられている木村は「みんなに恩返しがしたい。いつかは、自分がみんなを支える立場になりたい。恩返しのために全力を尽くす」と力を込めた。