2023.08.30 【エンターテインメント総合特集】レコード各社一押しのアーティスト 徳間ジャパンコミュニケーションズ 梅谷心愛

「磐越西線ひとり」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)で7月5日にデビュー

15歳の梅谷心愛15歳の梅谷心愛

憧れは美空ひばりさんと語る憧れは美空ひばりさんと語る

「磐越西線ひとり」で7月にデビュー

美空ひばりに憧れて

 「磐越西線ひとり」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)で7月5日にデビューした15歳の梅谷心愛は、憧れの美空ひばりさんを目指して歌唱する。

 2020年、事務所に所属するため地元の福岡市から上京して本格的な歌手活動を始めた梅谷は、今年中学を卒業したばかりの15歳。梅谷は「歌を聴いて15歳と思われない。実年齢とのギャップを感じてほしい」と話す。歌唱する際には、大人っぽく見られるように表情やしぐさに気を配っているという。

 デビュー曲は、恋を失くした少女がみちのく磐越西線を旅する失恋歌。レコーディングは「スタジオやスタッフからの圧も感じて緊張した。1、2回は思うように声が出ず、3時間ほどかかったが、良い経験ができて楽しかった」と振り返る。

 デビュー後は、全国で店頭キャンペーンを行っている。歌唱する場所は、販売店からイベントスペースやステージなどさまざまで、ファンとの距離もまちまち。梅谷は「お客さまの顔の見えやすさや聞き込み方など毎回違うため、イベントの様子を撮影して改善点を探している」と話す。

 人前での歌唱は緊張もするが、「ステージでライトを浴びると視界がクリアになるような不思議な感覚がして、冷静に周りを見られている」。

 ひばりさんを道しるべに、アレンジやテクニックを日々研究している梅谷は、「ところてんはあまり好きではなかったが、ひばりさんは好きだったので食べるようになった。少しでもひばりさんに近づきたい」と15歳らしい笑顔を見せる。

 今後の目標は、レコード大賞新人賞の受賞とNHK紅白歌合戦に出場すること。

 梅谷は「ひばりさんも紅白歌合戦に出場した。『長く歌い継がれる歌が歌える歌手』になるため、同じステージに立ちたい」と力を込めた。