2023.09.08 人工光合成化学プロセス技術研究組合など、世界トップレベルのSTH達成 ナノロッド状窒化タンタル光電極を使用
開発された光電極。右は断面
人工光合成化学プロセス技術研究組合と、共同実施先である東京大学、産業技術総合研究所、宮崎大学、信州大学は、太陽光を利用して水を高効率で分解し酸素を生成できる赤色透明な光電極の開発に成功した。ナノロッド状の構造を持つ窒化タンタル光電極を用いることで、世界トップレベルの太陽光-水素変換効率(STH)10%を達成した。より安価に水素製造が可能となる粉末型光触媒シートのSTHの向上および光触媒を用いた水素製造技術の社会実装を目指す。
... (つづく)
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