富士フイルムは春の新製品として、機能美あふれる洗練されたデザインの高級コンパクトデジカメ「X100V」、手軽に本格的な写真・動画を撮影できるミラーレス「X-T200」、高い機動力を発揮する旗艦モデル「X-T4」の発売を発表した。

　X100Vは、高級コンパクトデジカメ「X100シリーズ」の第5世代。基本デザインを継承しつつボディー天面と底面にアルミ素材を採用し、シャープなエッジ部と滑らかな表面を実現した。最新のセンサーと画像処理エンジンによって独自の色再現での高画質を実現するほか、光学式・電子式の切り替えが可能なファインダも搭載した。

　X-T200は、約370グラムの小型軽量ボディーを実現。優れた動体追従AFや顔・瞳AF、暗部での高速・高精度AFを備える。「電子ジンバル」モードを搭載し、ブレの少ない高画質な動画の撮影も楽しめる。

　そして、X-T4は、新開発のメカニカルシャッタにより15コマ／秒の高速連写を実現した旗艦モデル。最短約0.02秒の高速・高精度AFも備え、スポーツ撮影などで決定的な瞬間を捉えることができる。5軸最大6.5段のボディー内手ブレ補正機能や240フレーム／秒の動画撮影など、充実の機能・性能を実現した。

　また、デジタルカメラ「X-T30」「GFX100」などが、デザインの美しさ・高い性能・快適な操作性が高く評価され、世界的に権威のある「iFデザイン賞2020」を受賞した。X-T30は、スタイリッシュな小型軽量ボディーに高性能なAF性能などを搭載し幅広いシーンで活躍する。GFX100は、世界最高1億200万画素のラージフォーマットセンサーを搭載し、異次元の高画質を実現する。

　販促にも注力しており、春のキャンペーンでは「X-T3」「X-T30」「X-E3」のボディー・各種レンズキットを対象に最大2万円、「GFX 50R」と「GFレンズ」を対象に最大15万円をキャッシュバックする。

【デジタルカメラ特集】目次

●CP＋中止　店頭で新モデル訴求を
●パナソニック「S1H」　シネマ品質の映像撮影可能
●富士フイルム「X-T4」　6.5段手ブレ補正搭載