2023.09.20 東工大と橫浜市大が大脳を優しく密に覆う薄膜電極開発 難治てんかん診断治療に向け
エラストマー製薄膜とインクジェット印刷金配線からなる薄膜状硬膜下電極の構成(提供=東工大・橫浜市大)
東京工業大学は14日、横浜市立大学と共同で、脳を優しく密に覆うことができる薄膜電極を開発したと発表した。難治てんかんの診断治療に向けた医療機器開発を前進させるだけでなく、ニューロモデュレーションやブレインマシンインターフェースなどの治療への実装も期待される。
東工大生命理工学院生命理工学系の藤枝俊宣准教授、宮下英三准教授、今井綾乃大学院生(当時)、横浜市大医学群脳神経外科学教室の園田真樹助教、麻酔科学教室の宮崎智之教授らは、... (つづく)