2023.10.13 東工大がエクスフュージョンと協働 発電用液体金属デバイス高度化で研究拠点を設立

益一哉学長(左)と松尾社長

 東京工業大学と、レーザー核融合商用炉の実現を目指す大阪大学発スタートアップのEX-Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)は12日、協働研究拠点の設立を発表した。拠点は東工大大岡山キャンパス内に置き、発電用液体金属(リキッドメタル)デバイスの高度化に関する研究を進める。

 共同研究は10月から2026年9月末までの予定。レーザー核融合炉の燃料サイクルのカギを握る液体燃料増殖材の高純度合成法を高度化し、世界で進んでいる核...  (つづく)