2020.03.06 日立金属がFe基アモルファス合金に磁区構造制御を適用 高磁束密度で鉄損を25%低減

Fe基アモルファス合金「Metglas」に磁区制御技術を適用した「MaDC-A」(呼称=マードック・エー)

配電用変圧器の高効率化に寄与

 日立金属は、Fe基アモルファス合金「Metglas」に磁区制御技術を適用した「MaDC-A」(呼称=マードック・エー)を開発した。従来製品に比べて高磁束密度および鉄損を約25%低減しており、配電用変圧器のさらなる高効率化に寄与する。

 近年、地球温暖化対策としてCO₂排出量削減が求められており、省エネルギー化が喫緊の課題となっている。配電用変圧器に関しても各国...  (つづく)