2023.11.08 【カーエンターテインメント特集】オーディオ 純正スピーカーの交換が手軽 各社、本格的なモデルなど用意
ユーザーの嗜好(しこう)や利用シーンに合わせたオーディオの提案も進む(写真はパイオニアがアウトドアレジャーを楽しむ人に向けて発売する「アドベンチャーシリーズ」)
スピーカーやアンプも底堅い。移動中も高音質で音楽や映像を楽しみたいという声に応え、主要メーカーはカーオーディオの製品ラインアップを維持してきている。コロナ禍では自分でスピーカーを交換する人も増え、一時期は純正交換のスピーカーの販売が好調だった。現在も純正スピーカーから交換する人も底堅いという。
ナビ交換ができない車種などで高音質化を狙うなら、純正スピーカー交換が手軽だ。国内メーカーの市販スピーカーでは、パイオニアやケンウッド、アルパインが製品を展開する。
各社とも市場価格で1万円以下で手軽に音質向上ができるモデルから、5万円前後の本格的なモデルまで用意。アルパインはトヨタ・アルファード/ヴェルファイア用など、車種専用設計したスピーカーも展開する。
パイオニアもトヨタ・ハイエースやスズキ・ジムニー向けなど、車種専用でツイーターが取り付けられるキットを用意している。さらに、自分で新たにスピーカーを取り付けるグリル付きのスピーカーやボックススピーカーなども拡充する。
今年はキャンプなどアウトドアを楽しむ人向けのスピーカーやウーハーも発売する。利用シーンに合わせた製品展開も今後さらに増えそうだ。