2023.11.17 【ルームエアコン特集】パナソニック 「エオリア」LXシリーズ 「エネチャージ」で省エネ

「エオリア」23年フラッグシップモデルLXシリーズ

 パナソニックは、「エオリア」2023年フラッグシップモデルLXシリーズ(2.2~9.0kW)において、電気代高騰の折、高い省エネ性を訴求するとともに、快適、清潔空調の提案に力を入れる。

 LXシリーズは、エネチャージ機能やナノイーX搭載、給気・排気換気搭載など省エネ・快適性能が評価され、「2022年度省エネ大賞」を受賞している。

 エネチャージはコンプレッサーの排熱を蓄熱し、暖房や冷房に再利用するため、省エネ性に大きく貢献する。エネチャージを活用した「エネチャージ極上暖房」は、排熱を活用し、省エネを保ちながら霜取り中も暖房が止まらない「ノンストップ暖房」により、省エネ・快適暖房を実現する。

 室外機に搭載する高分子収着材により、給水フリー加湿を実現、冬場の乾燥対策にも取り組む。

 また毎日の暖房開始時間を人工知能(AI)が学習し、朝起きた時や帰宅時に、スイッチオンですぐに温風を吹き出す「すぐでる暖房」(AIチャージ)も搭載する。

 一方で「エネチャージ極上冷房」では、排熱を安定運転時に活用、温湿度を保ちながら省エネ・快適冷房を実現し、従来モデルと比べ安定運転時の消費電力は10%抑えられる。

 また23年モデルから新搭載した「しっとり冷房」では、湿度をコントロールして、冷えすぎない優しい冷房運転が可能で、通常冷房と比べ15%の省エネを実現する。

 清潔性能では「ナノイーXを搭載し、換気だけでは取り除けない付着した花粉や臭い、カビ菌を抑制するなど、清潔性を高めた。エアコン内部のカビ菌の除菌も実現する。

 また、エアフィルターにはAg+(銀イオン)に加え、抗ウイルス剤をコーティング。捕集したほこりに潜む菌の増殖を抑制し、特定のウイルスの数を減少させる(SIAA認証取得)。熱交換器にも表面までホコリレスコーティングを施す。