2023.11.21 フジクラが出力2倍の28ギガヘルツ帯PAAM Type-Cを開発 5G基地局向け

PAAM"FutureAccess"Type-Cを搭載した評価ボード

 フジクラは、5G基地局向け28ギガヘルツ帯ミリ波フェーズド・アレイ・アンテナ・モジュール(PAAM)〝FutureAccess〟の高出力版Type-Cを開発した。また同時期に、同モジュールを搭載した評価用ボードの提供も開始する予定だ。

 今回開発したPAAM高出力版は、小型、校正不要、タイリング可能といった特長をそのままに、搭載する高周波集積回路の設計改善により、アンテナ出力を約2倍に引き上げた。これにより、通信エリアが拡大す...  (つづく)