欧州の自動車大手ステランティスは21日(現地時間)、中国のEV電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池をめぐり覚書を結んだと発表した。折半出資での合弁事業の設立を欧州で検討していることも表明した。

　覚書は技術ロードマップと、供給網(サプライチェーン)強化を盛り込んでいる。供給されるのは、LFP電池用のセルやモジュール。ステランティスとしては、欧州で4カ所目のEV電池生産工場計画となる。

　LFP電池は、長い耐用年数や高い熱安定性、低コストなどが特長とされる。(23日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)