2020.03.13 理研が有機太陽電池開発 膜厚3マイクロメートルでエネルギー変換効率13%

高いエネルギー変換効率と長期保管安定性を両立した超薄型有機太陽電池

 理化学研究所(理研)は、高いエネルギー変換効率と長期保管安定性を両立する超薄型有機太陽電池を開発した。衣服貼り付け型センサーなどウエアラブルエレクトロニクスやソフトロボット用のセンサー、アクチュエータなどへ安定的に電力を供給できる、軽量で柔軟な電源としての応用が期待される。

 開発された超薄型有機太陽電池は、基板から封止膜まで全てを合わせた膜厚が3マイクロメートルと極薄でありながらエネルギー変換効率は13%に達し、大気中で30...  (つづく)