2024.01.05 【関西版】販売最前線 赤三電工(大阪市旭区) 上月信介会長

接点活動を強化している

顧客に対応できる知識を磨く

 日立チェーンストールの赤三電工(大阪市旭区、上月信介会長)は、顧客ニーズに対応できる知識武装や提案力強化に取り組む。上月会長は「若い社員は、何の知識が必要か考え自己研鑽(けんさん)している。変化が激しい時代の中、努力して知識を高めることは重要」と話す。

 昨年は猛暑の到来もあったが「エアコンの実績が下がる」との予想から挽回。エアコンがメインとなる夏商戦も順調で、年間を通じて例年並みの実績となった。ほかの商品でもテレビや洗濯機、電子レンジなど幅広い商品が満遍なく動いた。

 同店では期間を決めた夏と冬の個展は行わず、ロングランの売り出しのスタイルで催事を実施した。

 冬のシーズンであれば、顧客訪問の際にカレンダーを配り、売り出しをやっていることをチラシなどで訴求した。記念品などを用意し商戦を盛り上げている。

 今年は「消費者の考え方も変わる中で、顧客接点活動と自己研鑽が重要」は上月会長話す。自店の存在感を示すため顧客のところに足を運び、面談を心掛ける。

 「若いスタッフは家電とリフォームの商品の知識を自ら持って、顧客のニーズに対応している」(上月会長)という。

上月 会長