2024.01.04 【家電流通総合特集】家電製品協会認定センター

西崎 センター長

家電とスマートハウスのプロ育成
受験者増へ情報発信に力

 家電製品協会認定センターは、「家電製品アドバイザー」「家電製品エンジニア」「スマートマスター」という家電とスマートハウスのプロフェッショナル資格制度を運営している。

 家電製品アドバイザーの累計合格者数は15万人以上、家電製品エンジニアも14万7000人に達している。2016年9月に始まったスマートマスターも9500人近くまで合格者数が増えた。これらは家電業界に関わる人材育成を目指した資格で、スマートマスターに関しては住宅業界からの注目も増している状況だ。

 西崎義信センター長は「住宅メーカーへのアプローチを強めている。(スマートマスターの)資格取得者はまだ多いとはいえないが、地道な取り組みで広げていきたい」と話す。スマート化する住まいと暮らしのスペシャリストを目指すスマートマスターを、今後さらに求められてくる資格と位置付け、取得者を特に増やしたい考えだ。

 家電製品アドバイザーは区分が「AV情報家電」と「生活家電」に分かれており、両方取得すると「総合アドバイザー」と呼称できる。家電に関する豊富な知識を、顧客からの信頼獲得につなげられることから、家電量販店や地域電器店などで取得者が増えている。

 家電製品エンジニアは、機器のセットアップからトラブルシューティングまで行えるエンジニア育成を目指した資格だ。アドバイザーと同様に、二つの区分を取得すると「総合エンジニア」となる。

 エンジニアに関しては従来、3月と9月の年2回実施していた試験を、今年から3月のみの年1回に変更する。

 三つの資格試験は次回、3月1~14日に行う。受験申請は今月20日から2月10日まで受け付ける。

 「スマートフォンからのアクセスが6割以上」(西崎センター長)という状況を受け、5月に認定センターのWebサイトのリニューアルを予定している。スマホから閲覧しやすくするとともに、資格の魅力が伝わるようなコンテンツも充実させる方針だ。