2020.03.27 三菱電機が部品集積化技術を開発 電力密度136kW/Lの電力変換器実現

三菱の136kW/L 高電力密度電力変換器(24×18×1.7センチメートル)(開発品)

 三菱電機は、パワー半導体素子、コンデンサ、電流センサーなどの部品を同一基板に内蔵する部品集積化技術を開発した。これにより、従来比約8培に当たる世界最高電力密度136kW/Lの電力変換器を実現し、パワーエレクトロニクス機器の小型化に貢献する。

 パワーエレクトロニクス機器に用いられる電力変換器に対する小型化ニーズが高まっている。電力変換器を構成する部品のうち、大きな体積を占めるリアクトルの小型化が主な解決策の一つ。スイッチング駆...  (つづく)