2024.01.10 【電子部品総合特集】2023年ショーハイライト 電子機器トータルソリューション展

レセプションに登壇した西村経産相(当時、左から2人目)や各団体代表ら

電子回路基板関連を網羅

 電子回路基板の設計・材料から実装技術、最終製品までを網羅する総合展示会「電子機器トータルソリューション展 2023」が5月31日から6月2日までの3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。3年ぶりのフルスペック開催となった同展は、プリント配線板や関連材料、実装機メーカーなど前年を大幅に上回る計517社・団体(1273小間)が出展した。

 同展示会は、電子回路技術の展示会「JPCA Show(国際電子回路産業展)」(主催=JPCA)、電子部品実装技術の展示会「JISSO PROTEC(実装プロセステクノロジー展)」(主催=JARA)など計12の専門展で構成。

 JPCA Showでは、主要なプリント配線板メーカーが出展し、高密度半導体パッケージ基板技術や、パワーデバイスの発熱に対応した放熱基板技術、高周波基板技術などの最新技術を紹介した。今回から展示会名称を刷新した「Electronics Component&Unit Show(旧TEP/JEP Show)」は多数のエレクトロニクス商社が出展した。