2024.01.10 【電子部品総合特集】全国電子部品流通連合会 各地区協議会の24年取り組み 九州電子流通業協議会(KRP)伴野 豪会長

伴野 会長

ワークショップなどで会員交流

 2023年はTSMCを中心に半導体設備関連の企業が好調だったが、価格の高騰、為替の変動、人手不足などがあり、先行きは不透明感の強い状態となっている。

 九州電子流通業協議会(KRP)の活動としては、「23年第40回定時総会」に、全国電子部品流通連合会(JEP)の屋宮芳高会長をお招きして、各単組間の交流強化や人材育成、脱炭素社会への貢献、電子部品業界の魅力度アップなど、JEPの今後の取り組みについて、講演していただいた。

 総会では役員改選があり、8年間会長を務めた小口幸士創ネット社長が退任し、新たに私が副会長から会長となった。

 あいさつでは「楽しくて充実した会にしていきたい。みんなで協力しながら一緒に、よりよいKRPを」と話した。

 8月には暑気払いを開催し、会員同士の交流を深めた。

 新年は、福岡市機械金属工業会、福岡エレコン交流会と3団体合同の賀詞交歓会を、30日に福岡SRPセンタービルで開催する予定だ。

 4年ぶりのリアル開催で、中島賢一福岡eスポーツ協会会長に、「eスポーツとビジネス2024 ~娯楽からスポーツへの進化の軌跡~」をテーマにした講演を予定していただき、懇親会も予定している。

 24年度は、レクリエーションやワークショップの開催を検討している。シリコンアイランド九州の復活に向かって、KRPでも協力できればと考えている。