2024.01.12 金沢大とダイセルがダイヤモンド触媒に可視光照射でのCO₂の還元に成功
技術の概念図。可視光によってダイヤモンド中の電子が励起され、その電子がダイヤモンドの外に放出されることで水和電子となり、水和電子でCO₂が還元されてCOが生成される
金沢大学ナノマテリアル研究所の德田規夫教授、理工研究域物質化学系の淺川雅准教授らと、ダイセルの吉川太朗研究員(金沢大ナノマテリアル研究所特任准教授)らの共同研究グループは、爆轟(ばくごう)法で合成したナノダイヤモンドを基軸とした独自のダイヤモンド固体触媒を開発し、可視光を当てることで放出される電子により二酸化炭素を一酸化炭素へ還元することに成功した。
太陽光に6%程度しか含まれない紫外光をダイヤモンドに当てると周囲の二酸化炭... (つづく)
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