2020.04.03 エレクトロニクス各社 中国工場の生産回復進展 操業度9割程度に 部品調達など課題も残る

 新型コロナウイルスの震源地である中国では、日系エレクトロニクスメーカー工場の大半が操業を再開し、徐々に落ち着きを取り戻しつつある。

 稼働率も3月中旬以降は順調に上昇しており、ばらつきはあるものの、既に通常時の9割程度まで操業度が回復している工場も少なくない。一方で、中国外からの部品調達や、客先の生産調整などを今後の懸念事項とする企業も見られる。

 各社の中国工場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により春...  (つづく)