2024.01.18 メディカルジャパン大阪が開催 医療・介護・薬局従事者向け最新の製品・サービス紹介 19日まで
「メディカルジャパン大阪」には、国内外の約400社・団体が出展している
医療・介護・薬局従事者向けの総合展示会「メディカルジャパン大阪」が17~19日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されている。国内外の約400社・団体が出展。医療機関の働き方改革やDX化、感染症対策、健康経営などトレンドを踏まえた最新の製品・サービスを紹介している。
同展示会はRX Japanが主催。▽介護&看護▽クリニック▽健康サポート▽次世代薬局▽感染対策▽病院-の6展で構成する。また、会場には接骨院や鍼灸(しんきゅう)院向けの「施術所フェア」や、ドラッグストアなどに向けて物流システムを紹介する「メディカル物流フェア」など、計7つの特設エリアも設ける。
シオノギヘルスケア(大阪市中央区)は、筑波大学発のベンチャー、ピクシーダストテクノロジーズ(東京都中央区)とともに開発したテレビスピーカー「kikippa」を披露。テレビ音声をリアルタイムに分析し聴きやすく変調するガンマ波変調技術により、高齢者の五感を刺激しQOL(生活の質)を向上させる。
NTTスマートコネクト(大阪市北区)は、室内の空気の質を見える化し一元管理するIoTサービスを紹介している。空気清浄機に搭載したセンサーで温・湿度、CO₂、におい、風量などを自動計測し、クラウドで一元管理する。CO₂などの計測データに任意のいき値を設定でき、異常時にはメールで通知して換気を促すこともできる。同社の担当者は「空気清浄機でさまざまなデータを測定し一元管理できるサービスは、ほかにはない強み。来場者からの反応は上々だ」と語る。
ナイス(名古屋市東区)は、精神科向けの電子カルテシステムを出展。患者の入院状況に応じて必要な書類やカルテ記載などをシームレスに処理できるなど、精神科特有の課題に対応している。
(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)