2024.01.23 パナソニック サイクルテックのe-バイクが被災地で活躍 悪路を越えて支援物資輸送
悪路にも対応するゼオルトM5
能登半島地震の支援活動にパナソニック サイクルテックが発売している℮-マウンテンバイクの「XEALT(ゼオルト)M5」が活躍している。険しい道でも高い走破性を持つマウンテンバイクのM5が、地割れなどで自動車では移動が難しい道路に対応。支援物資の輸送などをサポートしている。
同機種は取り回しの良さを追求した電動アシスト型のマウンテンバイク。ホイールに取り回しの良い27.5型ホイールを採用。ドライブユニットは、最大トルク90Nmによるパワフルアシストと4種類の走行モードを搭載。トレイルでの乗り降りや下り坂で乗ったままサドル高を下げることができる、ドロッパーシートポストも採用した。
今回の能登半島地震では、道路の陥没や割れ、亀裂などの被害が各所で発生。支援物資や救助活動の妨げになっていた。地元の支援の要請を向けた行う団体が悪路に対応できるゼオルトM5に注目し、同社に貸し出しを要請。5台を地元に提供していた。
主に、地割れをしている悪路での支援物資の輸送に活躍。比較的スムーズに物資を運べたという。
同社は「電動アシスト自転車が被災地支援に貢献できたのでは。今後は自治体に、普段は観光向けの移動用途として、災害時には悪路に対応する移動手段として案内したい」と話す。