2024.01.29 川崎重工が無人ヘリで200キログラム貨物搭載 危険な現場作業や災害時の物流など

実証試験の様子

 川崎重工業は、昨年12月22日に福島ロボットテストフィールドで行った、無人ヘリコプターの実証機「K-RACER-X2」の試験で、200キログラムの貨物搭載能力を確認した。日本で開発された無人機では最大の貨物搭載能力となり、一般的なドローンでは運ぶことができない重量物の輸送を通じた社会課題解決の実現に貢献する。

 国内山間地では労働人口が減って輸送能力が減少。ただ、山小屋への物資輸送やさまざまな公共インフラの維持・更新などの需要...  (つづく)