2024.01.31 小野測器がEVのベンチマーク販売 対象を拡充 中国BYDの「SEAL」追加

熱マネジメントを測定しているところ

 小野測器は31日、完成車メーカーや部品メーカーが自動車関連の開発で指標(ベンチマーク)とする電気自動車(EV)の計測データをリポートとして提供するサービスを拡充したと発表した。

 中国最大手のEVメーカーであるBYDのミドルサイズSUV(多目的スポーツ車)「元PLUS(ATTO3)」のリポートメニューに、「熱マネジメント」を追加した。

 バッテリーの温度管理と車室内空調をヒートポンプで行い、環境温度や走行条件、エアコン設定を変えて車両を運転。その際の各部の温度変化の様子や冷媒制御バルブの挙動を計測したリポートを新たに販売する。

 同じくBYDの4ドアセダン「海豹(SEAL)」の12項目の新規リポート提供も開始。ドライブシャフト出力やバッテリー電力などパワーユニットの効率マップや、低速域から高速域を定常か過度で走行した際のモーター/インバーターの振動や音を測定・解析したリポートなどを発売した。

 今後、計測データを収録してリポートを提供する車種を中国メーカー以外にも広げることを視野に、年間4車種のペースで計測データを拡充する予定だ。

(後日、電波新聞/電波デジタルで掲載します)