2024.02.05 エアコン、エコキュートなど「積雪への備え」 得意客に注意喚起 関東甲信越の地域電器店

 気象庁などは、本州南岸を進む低気圧の影響で、関東甲信地方では5日昼過ぎから6日にかけ、山沿いや山地を中心に大雪となると発表。東京23区など平地でも雪が降ると予想され、各地域電器店でも雪への備えや、得意客への注意喚起を進めている。

 東芝ストアーのエルフィットむらやまでんき(東京都武蔵村山市)は、降雪時は車で外回りをすることを控え、得意客から緊急の依頼には長靴を履くなどして徒歩で駆けつける。

 積雪を予想し、前もって工事に取り組んでいた店も。三菱電機ストアーの白トンボ(埼玉県深谷市)は、数日前から「屋外工事が必要な依頼は、前もって対応した」と話す。得意客には、エコキュートのヒートポンプの前に雪が積もると熱交換ができなくなるため、雪かきをするなどの対策を伝えた。

 東芝ストアーの山光電器(山梨県富士吉田市)は、積雪が40センチに達すると「路地や路面の雪かきがされていない家には(商品の)納品ができない」と話す。

 周辺ではエアコン室外機を床置きしている家も多く、積雪が増えるとエアコン不調の電話が増える。同店社長は「購入してもらった時に、室外機の周辺は雪かきをしてくださいと伝えている」と語った。

 (6日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)